こんにちは!ドライブや旅行の計画を立てる際、「どこか面白い場所ないかな?」と探している方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな皆さんにぜひ訪れてほしい、群馬県にあるとっておきの穴場スポットを5つご紹介します!
歴史や自然の神秘に触れられる場所から、ちょっと不思議なスポットまで、群馬の新たな魅力を発見できること間違いなしです。
巨大仏から鳥居のトンネルまで!圧巻のスケール
岩壁に刻まれた大迫力!長厳寺の磨崖仏
まずご紹介するのは、甘楽町小幡にある長厳寺の磨崖仏。
お寺の裏山にひっそりと佇む巨大な仏像は、自然の岩壁に直接彫られていて、その迫力に圧倒されます。
「何百年も前のものかな?」と思いきや、実はこれ、昭和の終わり頃に6年もの歳月をかけて完成したものなんだとか!
仏像の荘厳さと、それを生み出した人々の情熱を感じられる、まさに穴場中の穴場です。
夏場は蚊が多いので、虫よけ対策は必須ですよ!
朱色の鳥居が織りなす幻想空間「小泉稲荷神社の鳥居群」
伊勢崎市にある小泉稲荷神社は、まさに「千本鳥居」の世界! 100メートルにわたって3列に並んだ朱色の鳥居が連なり、まるで異世界への入り口のようです。
特筆すべきは、鳥居のサイズが大小様々に混在している点。
それがまた、独特の景観を作り出しています。
神社の西方800メートルには、さらに大きな鳥居と広大なコスモス畑が広がっているので、コスモスの季節に訪れれば、朱色の鳥居とピンクの絨毯の美しいコントラストを楽しめますよ。
歴史が息づく産業遺産と古墳の桜
均等に水を分ける知恵の結晶「長野堰用水の円筒分水」
高崎駅から徒歩約15分という意外な場所にひっそりと佇むのが、長野堰用水の円筒分水です。
これは、水田に水を公平に分配するためのユニークな仕組みで、今も現役で稼働しているんです。
江戸時代に深刻な水不足に悩まされた鳥川下流域の人々の争いを解決するために設置されたという歴史を持つこの円筒分水は、「世界かんがい施設遺産」にも登録されているんですよ。
先人たちの知恵と工夫に感銘を受けること間違いなしです。
廃墟が語る産業の歴史「敷塚石切場跡」
太田市敷塚町、山々に囲まれた場所にある敷塚石切場跡は、かつて大正時代に最盛期を迎えた石材採掘の現場です。
大谷石の人気に押されて昭和35年に閉鎖されましたが、その荒々しい採石場の跡地は、まるで異世界の遺跡のようです。
現在は保存状態が悪く、いつ崩れてもおかしくないとのことなので、訪れる際は十分に注意が必要です。
しかし、日本の近代産業の歴史を感じさせる、非常に興味深い場所です。
桜と羅漢像が織りなす絶景「七輿山古墳」
藤岡市にある七輿山古墳は、東日本最大級の大きさを誇る前方後円墳で、国の指定史跡にもなっています。
この古墳、なんと全体が桜の木で覆われているんです!
春には古墳全体が桜色に染まり、息をのむような絶景が広がります。
古墳に登って内側から桜を眺めるもよし、外側からその雄大な姿を眺めるもよし。
頂上には首のない五百羅漢像が多数並んでおり、その理由は諸説ありますが、それがまたこの古墳の神秘性を高めています。
桜の名所としても知られているので、春のドライブにぴったりですね!
いかがでしたか?
群馬県には、まだまだ知られざる魅力的な穴場スポットがたくさんあります。
次の休日は、歴史や自然の神秘、そしてちょっと不思議な体験を求めて、群馬の穴場巡りに出かけてみてはいかがでしょうか?


